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jugem掲載 十二大従星 十大主星

【算命学撫子塾】人体星図の読み取り

前回は人体星図から、自分を取り巻く人間関係の読み取りについて触れました。

今回は人体星図での人物そのものの読み取り方についてのお話となります。

十大主星の各方向の意味合いは以下のとおりです。

・北方:人生・哲学・過去

・南方:夢・希望・未来

・東方:仕事

・西方:プライベート

・中央:その人物の本質

また十大主星のタテ線は精神を表しており、ヨコ線は現実を表しています。人物の印象を見る上では、特徴が見えやすい星と見えにくい星があります。

中央はその人物の本質を表していますが、第一印象として見える星は、北方と南方の星となります。

その後その人物と交流していくと東方の星が強く見え始め、プライベートの交際が長くなると、西方の星、中央の星と全体が見えてくるようになると言われています。

(例)女性

牽牛星 天貴星
調舒星 石門星 貫索星
天印星 玉堂星 天将星

例えば、上記のような十大主星の方ですと、第一印象としては子供の頃から(天貴)、勉強家で非常に努力する人で(玉堂)、プライドを大切にしています(牽牛)。

また、仕事などではマイペースで単独行動を好み(貫索)、また一人の環境で感性を発揮します(調舒)。人に使われる環境を嫌いワンマンな一面もありますが(天将)、自然体で誰からも好かれる社交性を持っている(天印)人です。

中央に石門星がありますが、この星は中殺されるために協調性や社交性のバランスがとりにくい一面があると思います。

上記の星は、2018年に芸能界の引退される、安室奈美恵さんの人体星図です。

若くして芸能界のトップに昇りつめたのも小さい時からダンスや歌を人一倍努力してきた背景があると思います。

また仕事では自分のスタイルを一貫していくという貫索的な芯の強さや自立性を強く感じさせます。

天将星という強い星を所有しながらも、どこかあどけなく誰からも好かれるムードは天印星の特徴です。

西方は晩年や家庭の位置ですが、引退されてからはもしかしたら、自分一人の世界に入り、そのような中からご自身の新たな世界観を紡ぎ出されるのかもしれませんね。

ご自身の十大主星についても第一印象として出る一面など改めてご自分がどうか振り返ってみると新たな気づきがあると思います。