2月に入ってから、有難いことに多くの方の鑑定をさせていただいています。
寅年から卯年へ変わったタイミングのため、最近の私の鑑定では、陰占の後天運の流れに着目していることが多いなと実感しています。タイミング的にも星の流れを寅年と比較することで、ご相談者がわかりやすく肚落ちされている印象を感じています。
【後天運とは】
後天運は、10年ごとに変化する「大運」と1年ごとに変化する「年運」を指しています。いずれも動いている「動」の運勢を表していると言う事もできます。その「動」の動きがどのような状態にあるかのを「位相法」を使い判断しています。
位相法には「融合」と「分離」の二つの条件がでてきます。この条件の状態を「風」を例えにして私は説明をさせて頂くことが多いです。
「融合」=追い風
「分離」=向かい風
「無条件」=無風
風の状態は、融合・分離のそれぞれの中でも様々です。
スムーズに背中を押してくれるような快適な風もあれば、吹いているのかわからないレベルの風もあれば、目も開けていられないような暴風であるかもしれません。
【風向きを知る】
生きて動いているということは、その時々に自分が感じる風があるはずです。(※風を「壁」と置き換えてもわかりやすいかもしれません)
せっかく自分の背中を押してくれたり前進を手助けしてくれる風が吹いている時に、こもっていたらもったいないと思います。
また暴風が吹く恐れがある時に何も備えず進んで行くことは無謀です。大型台風時に誰しも外出を避けたり事前に買い物などを済ませるのと同じです。準備や備えのおかげで功奏となったりするのです。
今自分が立っている位置はどんな風が吹いているのか?(今年はどんな風が吹くのか)このことをわかっているだけでも、自分で進み方や備え方の判断をつけられると私は考えています。
人は一人で生きている訳ではありませんし、自分(人間)ではコントロールできないこともたくさんあります。
だからこそ「自分に吹いてくる風」を理解し対処していくことを、算命学は教えてくれているように感じています。
【算命学教室のお知らせ】
※2月(第四週土曜日)から対面教室<世田谷区内>を開講予定でしたが、まだ定員に達していないため開始を3月以降に伸ばすことにいたしました。お申込み頂いた方もいっらしゃるので対面で算命学を学んでみたい方は、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
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