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BLOG 天中殺

天中殺のお知らせ現象

2022年の寅年も立春から半年が経過。1年の折り返し地点まできましたね。

私の算命学教室では、入門科は6カ月目で天中殺の授業に入ります。そのため2月からスタートしたオンライン教室では7月の授業で天中殺の講義を行いました。

【年運天中殺】

天中殺も多くの種類がありますが、今回は「年運天中殺」のことに触れたいと思います。誰しも12年間のうち2年間は天中殺の年回りとなり、寿命にもよりますが一生の中で6~7回の年運天中殺を経験するのが一般的だと思います。

天中殺がどんな時期であるか?といったことは、以前にも書いた記事がありますのでご覧ください。

https://sanmei-nadeshiko.com/2017/08/26/jugem_no24_tentyusatu/

【お知らせ現象】

高尾宗家のご著書「あなたの中の秘密 天中殺算命占術」(青春出版社 PlayBooks)には、天中殺が回りきた時にどんな現象が起こるのかが、事前のお知らせ現象から予測することができるとあります。

(引用)

”天中殺に入る2年前、遅くとも半年前には、誰にでも必ず「お知らせ」の現象が起こっているのです。また2年前よりも1年前、1年前よりも半年前と、概して「お知らせ」現象が天中殺に入る時に近いほど災いも大きいものを知らせています”

(例)お知らせ現象:夫婦喧嘩       天中殺での現象:離婚

     〃   :直系3代前までの年忌    〃   :病気 

( ※その他詳細は、上記ご著書にてご確認ください)

実際に天中殺の年回りに起こる出来事というのは、多種多様な出来事かもしれません。因果の法則のようですがなんらか自分に起因する出来事の結果として、天中殺に起こる出来事を私達は体験するのだと思います。

また直前の出来事ということ以外にも、天中殺の年回りにどんな十大主星が回ってくるかという観点からも予測ができると思います。

https://sanmei-nadeshiko.com/2017/09/08/jugem_no33_tentyusatu_nenun/

そして現在は、寅卯天中殺の方々が年運天中殺に入っていますが、上記の高尾宗家のお知らせ現象に紐づけると寅卯天中殺の方は、2年前までの2020年・2021年に起きたお知らせ現象に紐づいた出来事を体験されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして、高尾宗家は「天中殺とは過去10年間の自分の生き方の答えあわせである」とおっしゃっています。

天中殺と聞くとどうしても「災い」のほうに目が向きがちになります。大難を小難に、小難を無難に回避していくためには、高尾宗家のおっしゃる「答え合わせ」という観点からも「いまの自分の生き方」が大切になるのだと思います。「自分の生き方がずれていると、天中殺の現象は大きいものとなり現れる」と私は考えています。

算命学を勉強していると、「天中殺」というものが自分に与える影響がいかに大きいかと言うことを実感させられます。

どの天中殺であれ誰もが体験する「年運天中殺」。天中殺に起きる出来事も真摯に受けとめいきたいですが、「いまの自分の生き方」がずれていないか、時々目を向けて行きたいと感じています・・・