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BLOG 算命学あれこれ話 陰陽五行論

夏至の日

今年も夏至を迎えました。最近は19時頃でも明るさを感じますよね。占い的には夏至を含めた4つの時期を節目としてみます。その4つとは、「春分・夏至・秋分・冬至」です。

陽の長さのピークが夏至となり、陰陽では極まったエネルギーは反転していくという法則どおり、明日からまた少しずつ陽の長さは短くなっていきますね。

(陰陽とは)

算命学を学んでいると星の意味や占技が多くでてくるのですが、最近の私は、やっぱり算命学は「陰陽」と「五行」につきるんだなと感じることが多くなってきました。

「陽」=天・昼・男性など・・・ 「陰」=地・夜・女性など・・・ 

世の中に存在するものは、このいずれかに分類ができると言われています。

私は自分の中にも「陰と陽」があると思っています。人にはその時々で「役割」があったりしますが、陽の役割を担っていることもあれば、陰の役割を担っていることもあるはずです。

役割だけでなく、「心」にも陰の部分と陽の部分があると思います。そして個人の単位だけでなく、自分の「所属(集団)」(家系・家族・会社・グループなど)にも陰と陽の側面があって、その中の誰かは陽の役割を、また別の誰かは陰の役割を担ってくれているのだろうと思うのです。

(鑑定を通して感じる陰陽)

私の鑑定にお越しくださるお客様のご相談をお聞きしていて、同じことを感じることがあります。

お客様からご家族に関するお悩みをご相談頂くことも多いです。ご事情に違いはあれどネガティブな出来事を起した方は「身から出たさび」が理由であることは多いと思います。

ですが、家族という単位でみた時にその家族の「陰」の部分をその方が引き受けて陰的な出来事が起きていると思わされることがあったりします。

一見すると家族内では「迷惑者」と判断したくなることも、俯瞰してみた時には「陰の部分を背負ってくれている者」と捉えることができると思うのです。

そういう観点で見た場合、「何がよい・悪い」と一言では言えないと思いますし、起きた出来事をどう捉えるかが大事だろうと、夏至の日に感じています。