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BLOG 陰陽五行論

易経と算命学

最近「易経」に関する本を読んでいます。

【易経とは】

易経と聞くと、私がイメージするのは筮竹を使用した占いですが、易経は占い以外の一面もあります。

易経研究家の竹村亞希子先生の「超訳・易経」には、”易経は儒教の経典である「四書五経」の五経の中の一つに数えられる経書”とあります。儒教と言えば孔子が有名ですが、孔子が生きた時代に体裁が整られたものだそうです。

また徳間書店発行の「中国の思想Ⅶ 易経」には、”易の思想の核心は陽と陰の対立という陰陽二元論である。全ての変化はこの陰陽の対立から生まれる。対立のないところに変化はない”といった記載があります。

【陰陽を理解するために】

算命学は陰陽五行論がベースの学問で、宇宙・自然の法則を重視しそこから人間のあるべき姿を答えを導いていますが、「易経」の六十四卦についても同様のところがあると思います。

私が算命学を学習した経緯で知った卦は「水火既済」です。この卦は「完成美」を現しすでに完成されている状態を表しています。

算命学は六十干支の並びにより、五行が揃っているか、干支が揃っているかと言う観点からも星の判断を行いますが、その際にでてくるのが「水火既済」です。

易経に興味を持ったので六十四卦についても、少し学んでみようと思います。

【占いとは】

世の中には、多くの占いの手法があります。生年月日を使用するものも算命学のような東洋の占いもあれば、ホロスコープを使用する西洋占星術もあります。また手相や顔相などで判断するものや、タロットようにカードを使用して判断するものなど多種多様です。

占いに限らないかもしれませんが、自分に向けられる言葉で自分の心にささるものはその時の自分にとって何かしらの意味があるなと私は経験から感じています。

もし占いをしたいと思った時はどんな手法の占いであってもきっと、その時、その方にとって、最適・最善な形で前に進むためのアドバイスとなると思いますよ!