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BLOG 陰陽五行論

気図法で在り方を考える

この連休中に算命学教室の準備をしながら、「気図法」について考えることがありました。

「気図法」とは、自然界の五行エネルギーを東・西・南・北・中央の五方向に配置して気の流れを見るものです。五行と方向の関係性は自然界に即しています。

  (👆気図法で見る関係図)

図から、中央にいる自分自身とその他の四方向との関係を知ることができます。

(相生関係):①目下から応援される自分 ②配偶者や家庭を応援している自分

(相剋関係):③社会から剋されている自分 ④目上を剋している自分

一般的には人間も、自然の在り方と一致しているほうがスムーズであると言われています。相生と相剋の関係性と、自分自身の現実の在り方を比較してみて、自分の在り方が自然の法則と一致していますか?

【自分の在り方を確認してみる】

①南は目下や子供を表していますが、現実の自分は目下から応援されているでしょうか?立場としては自分が目上の立ち位置になるため、ともすると自分が目下を剋してしまっているケースもあるかもしれません。また目下から応援されるために甘やかすということではなく、肝心な時に目下が自分に協力してくれたり、我が事として物事を対処してくれるような関係を自分から築けているかが大切のように思っています。

②西は家庭や配偶者・補佐役を表していますが、現実の自分はパートナーを応援したり助けることができていますか?自分を主と考えた場合、従となる相手を剋してしまっているケースもあるかもしれません。本来は自分の理解者であるパートナーを心から応援しているからこそ、パートナーから応援される自分になれるのだと思っています。

③社会(仕事)の関係においては、自分が辛く苦しい場面に遭遇することがあります。私たちは人間は社会経験を通じて多くのことを学び、成長していけるはずです。辛い時、すぐに逃げ出す自分でないか時に考えることも大事かもしれません。

④自分が目上を剋すというのは、訳もなく反抗したりわがままをぶつけるというものではないはずです。いつかは、親や目上を飛び越えていけるような自分になれるよう、努めているかが問われているように思います。

改めて気図法の五行の関係性から、人と関係を築いたり、自分が成長していくために重要なことを学べた気がします。

気図法を基にして一度、自分と周囲の関係を振り返ってみると新たな気づきがあるかもしれませんよ・・・。