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BLOG 陰陽五行論

「伝えること」が有形につながる

恩師からの算命学の教えの中で、印象に残っているものの一つに「お金(魅力)を得るには、伝えることを持つことよ」という言葉があります。 

人が生きていくためには、少なからず「お金」が必要になります。          動機が不純かもしれませんが、門下生当時にこの話を聞いた時に私は「いつか自分の言葉で伝えることをしたい」と思ったのです。

五行論において、「守備」「伝達」「引力」「攻撃」「習得」の五つの本能がありますが、伝えることは「伝達本能」です。 

なぜ「伝えるとお金(魅力)を得る」と考えるのか?                 「伝える(火性)」と「お金(土性)」の火生土の相生関係が成り立つからです。     最近はSNSで多くの方が自分の方法で発信(伝達)していますが、発信を通じてお金や人気を得た方はたくさんいらっしゃると思います。まさしくこの方程式が当てはまっている好例ですよね!

「伝えることを持つということ」                       この教えの肝は、「自分の想いを自分の形で伝える(言葉だけでなく絵や作品も含む)」ということだと私は思っています。                   

一見スムーズに伝達していることと、自分の想いを自分の形で伝えていることは、似て非なることです。                                    話をする場合、スムーズに伝えることは練習すればある程度できるかもしれません。   でも本当の意味で「伝達ができる」ということは、そこに自分の想いや言葉があるからこそです。                                

そしてもう一つ大切なことは伝える背景に、「思いやり・誠実さ・ポジティブさ」などがあることだとも思っています。                       なぜならば、人は伝える側の想いが「本物」かどうかを見抜いてしまうからです。そして伝達本能とは「礼徳」と繋がっているので、礼儀・礼節があることで相手に伝わるのです。

私自身は伝達本能の星である「鳳閣星」を所有していますが、「自分の言葉で伝達する」ことはそう簡単ではありません。                     でも、少しずつでもブログを通じて「算命学」について自分の言葉で伝え、いつの日か「自分の言葉を持つ人」になれたら・・・と思っています!