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BLOG 干合法

干合の化学反応

今日はオンライン教室の日でしたが、教室が終わってからご褒美をかねてカフェにでかけました。

カフェで、近くの席にいたさわやかな若いカップルが自分たちの将来について話をしているのが聞こえてきました。「仕事のキャリアをどう積んでいくのか」、「お子さんを持つのか持たないのか」、そして「親や親類との関係」についてなど二人の将来の生活像についての会話でした。

おそらく結婚を考えているお二人の会話から、偶然にも今日の教室で話した「干合」について感じることがあり、そのことをお伝えしようと思います。

算命学では「干合」関係の意味を「結婚」として捉えています。そして「干合」関係は、陰干と陽干の「相剋関係」のことをさしています。

(干合については、こちらのブログをご覧ください👇)

https://sanmei-nadeshiko.com/2017/09/24/jugem_no35_kangou/

「結婚」とは人生における修行であり「有情の剋戦」であると言われています。この「有情」という点が、結婚をよく言い当てているなと感じています。       一般的に「剋戦関係」はぶつかり合うことを指していますが、両者の間に「情」が入ることでぶつかり合いが緩和され、関係性が進化(変化)していくようなイメージだと私は捉えています。

「干合」は、二つの違う星が出会い一緒になることで新しい「気」が生まれるとされ、相手と一緒になることで新たな化学反応が生まれることを意味しています。

言葉にしてしまうと少し簡単な響きで聞こえてしまいそうですが、現実の「結婚生活」は時にとても大変なことが発生し、まさしく「剋戦」状態に陥ることもあるはずです。                                   でもきっと自分ひとりでは感じることのできない「豊かさ」も生まれるはずであり、これが「干合」の醍醐味だとも思います。                  「干合」は別の意味では、「変化」の意味も含まれるように「惑い・迷い」を生み出すことがあると言われています。

結婚まで辿り着くご縁というのは「特別なご縁」なんだと思います。カフェで出会ったカップルも、遅かれ早かれ真の「干合」となる時を迎えるのかもしれません。

今日の教室とカフェで出会ったカップルから改めて「干合」を考える機会となりました。未来に何が待ち受けているかはわかりませんが、人と出会えたからこそ生まれるエネルギーをポジティブなものにし、「干合」で豊かさの化学反応がたくさん生まれますように・・・。