2024年2月4日は立春ですね。算命学ではこの立春から新しい年運となり辰年に変わります。
先月、毎年ご祈祷を受けている神社にお参りに行きましたが、その時に頂いた神社の冊子に年運干支の「甲辰」について、宮司様がわかりやすく説明されておりましたので一部抜粋引用させていただきます。
【甲辰】について
”「甲」は十干の始めで「ものの始め」という意味を持ち、陽性の木を示す「春」の象徴です。草木が春の気をうけて甲(かぶと)をやぶって伸びだす処から、向上、発展、活気、活発という意が作用する年になると考えます”
「辰」は「振(ふるう)」を表しており、陽性の土、季節の変わり目を示します。辰は振り出づる活発な気を宿し、土の守り育てる万物を振り動かして草木を伸長・形整し、その活力が旺盛になった状態を表します。
「甲辰」の本年は草木の種が大きく育つために土から栄養を蓄え、豊かな実りを迎えるような一年となり成長のための努力の積重ねが躍動・発展をもたらし、大きな成果を得られる年になるものと存じます” (以上引用終了)
この中で私が目に留まった箇所がいくつかあります。
・甲(かぶと)を破り伸び出す
・辰の降り出づる活発な気、万物を振り動かして草木を伸長・形整
・成長のための努力の積重ねが躍動を発展をもたらす
辰の意味が「振」であるところからも、物事が前進するには振るわされながら進んだり、今までの状態をキープしながらではなく壊して進むというケースもあるのかもしれません。何につけても変化を伴うというのが辰年の特徴になりそうですね。
【寅卯天中殺から辰巳天中殺へ】
辰巳天中殺の方がこれから2年間天中殺の期間に入ります。天中殺にも様々な意味がありますが共通して言えることは、攻めや収獲の時期でははく次なるスタートに向けての充電期間となるということです。「甲辰」の意味になぞらえると「積重ね」の時であると言えます。
天中殺である人もそうでない人も、ご自分の躍動の時に向けて日々の積重ねを意識して辰年を過ごしていきたいですね!