今年もお盆の時期となりましたね。私もお盆で久しぶりに実家に帰省しました。今回は自分のルーツであるご先祖様や家系について感じることを書かせていただきます。
【六親法について】
自分という人間がこの世に誕生したのは、自分を生んでくれた両親がおり、その父と母にもそれぞれの両親がいます。自分から上の家系は過去の流れとなります。
また、自分が配偶者を得て子供を授かる。そして子供もまた家族を持つ流れは未来の流れです。この過去と未来の家系の流れを陰占の日干をもとに読み取っていくのが六親法です。
【算命学で家系をたどる】
六親法で自分の家系をたどっていくと、現実に存在する身内が六親法では現れないということがあったり、親や配偶者が多数現れるということがあります。
・現実に両親がいるのに、親に該当する十干が現れない
・上記とは逆に、親にあたる十干が多数現れる
・現実には配偶者がいるのに、配偶者に該当する十干が現れない など・・・
上記は一例ですが、算命学では六親にあたる十干の表出有無などで自分と身内との関係性の濃淡を読みとることができます。
【自分と家系との関係を考える】
よく言われていることですが、自分がいま生きているのは両親を含めたご先祖様の流れがあってこそだと、私も今の年齢になり実感します。
家族とは一番小さい社会組織。少なからず人は自立するまではこの「家族社会」に司られていることが一般的です。
家族関係においては、幸せなことや楽しい経験もあると思いますし、反対に艱難辛苦の経験をした方もいらっしゃることと思います。そしてどんな経験や体験も表の意味だけでなくそれらの経験の裏の意味を感じることも大切なのだと感じます。
私は最近ようやくかもしれませんが、自分の家系に生まれた意味を感じるようになった気がします。この家系に生まれたからこそ自分が体験させてもらえたことの意義のようなものです。そして自分が苦いと感じていたことが実は宝物の経験・体験であったようにも思います。
【算命学を参考にしてみる】
自分が生きていく上で、家系・家族というものは間違いなく自分の素地となるものです。家系や家族関係を見ることができるのは、もちろん六親法だけではありませんが、自分の命式を通じて家系や家族との関係性を考えてみることで新たな気づきを得られるかもしれません。
今年のお盆は、自分にとって必要な経験や体験を与えてくれた両親やご先祖様に想い馳せて過ごしていきたい思っています。皆さまも良きお盆をお過ごしくださいませ。