Categories
BLOG 位相法

立秋と天剋地冲

今日は立秋。暦の上では秋ですが、体感としてはまだまだ暑さが厳しい頃ですね。

そして算命学においては今日から8月に入りました。今年の8月は特徴がある月と言えそうです。年干支の「壬寅」と月干支の「戊申」が天剋地冲となるからです。

【天剋地冲について】

陰占の干支の組み合わせで、融合的なエネルギーが回るのか、分離的なエネルギーが回るのかを見るのが位相法です。そして分離のエネルギーの中でも「天干が相剋(七殺)・地支が対冲となり、破壊的なエネルギーが大きくなる」のが天剋地冲です。

運勢を確認した際に「天剋地冲」が回ると知ると、上記の解釈からも心配になる方もいるかもしれませんね。私自身もそんなところがありました。

算命学に限りませんが、物事は一方からのみ見るわけではありません。陰と陽の観点からも、どの方向から見るかで物事の解釈は変わってきますよね。

天剋地冲を現実の現象に置き換えると「壊れる・失う・なくす・分離・・・」などが一般的に解釈される意味となります。これらのイメージからも「天剋地冲は怖い」と思ってしまうところがあるのかもしれません。

でも時の流れということに目を向けてみると、物事は変化したり、壊れたりすることが自然に起こり、それが当たり前であることに気付かされます。

壊れるという現象だけみると「不安や怖さ」を感じることもあるのですが、壊れることで新しいものが生まれたり、より良くなったりすることにつながるとも言えるはずです。

【8月は変化の月!?】

そういう意味からも、今年の8月は新たなことにつながっていくための変化が起こる月になるかもしれません。特にご自分の宿命に「壬寅」「戊申」の干支、十二支に「申」「寅」をお持ちの方は、日々の出来事に目を向けてみると良いと思います。

一時的にダメージと思われることも、実は来たるべき新たなステージへの布石として起こる出来事なのかもしれませんので・・・

【教室開講のお知らせ】

※2022年秋以降、算命学教室(オンライン&対面)を開講しますので、ご興味ありましたら以下をご覧ください。