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jugem掲載 守護神

【算命学撫子塾】守護神について①

私が算命学を学ぶプロセスで恩師から言われたことに「守護神」をとれるようになるということがあります。

守護神とは、字の如く「人生行程において自身を守ってくれるもの・こと・人」と私は理解しています。

守護神を鑑定する方法はいくつかありますが、ご自分が所有している星の五行バランスから、その方の助けになるものが何かという観点で見て行きます。

五行バランスを見た時に、単純に相生関係の星が守護神になるかというとそうでない時もあります。

例えば、「金性」の星が多い方ですと相剋関係となる「火性」を守護神としバランスをとることもあります。

(例:刀は火に剋され名刀になると言うケースを人生に置き換えるとわかりやすいと思います)

また大運ごとに回る星はどの五行の星であるのか、その星は自分の助けになるものなのかということで大運の人生行程がスムーズに進む10年なのかどうか見ることができます。

守護神の対極として「忌み神」がありますが、これは守護神を壊すものとして理解するといいでしょう。

守護神まわりの時は、幸運の時は安定して伸びますし、不運を最低限にとどめてくれると考えられます。

忌み神まわりの時は、幸運の時は不安定にの伸びたり、極端に不幸に移行してしまったりすることがあります。また不運の時は不運を止めることはなかなか難しいと言えます。

守護神の取り方として、その方の所有する星の五行バランスだけみて決めるのかというとそうではありません。

最終的には占者がその方と対面するなどし、その方の置かれている状況やエネルギーなどを読み取り、守護神をとります。

そして、自分にとっての守護神が誰かを人物として導きだすことが出来ます。人によっては配偶者かもしれませんし、親かもしれません・・・

「運」ということを考えた時には、「守護神が回っている年まわりであるといい」などと考えますが、忌み神が回っている時期も当然ですがでてきます。

「運を上げる、幸運になる」ために自身の守護神を活かして行く事は重要だと考えていますが、忌み神が回っている時に、自分はどう生きて行くのか、どう対処していくのか、気を付けることは何かという心掛けをもつことが大切なことなのではないかと感じています。

単に、悪い時期と悲観するのではなく、仮に苦労することがあるのであればそのことで自分がどう成長できるのか、ものごとがスムーズにいかなければどうすれば事が運ぶかということを意識して考えると思います。

辛いことであったとしても、その時期ものごとがスムーズに進まないことがその方にとって必要な学びであったり、後々の結果をプラスへ誘導するきっかけになるのかもしれません。

「守護神回りだからラッキー、忌み神が回るから不運だ」と受け止めるだけではなく、守護神が自分の人生にどう影響を及ぼすのか自分なりに意味を授け、その上で行動していくことが大切なのかもしれないなと私は感じています。