算命学で運気を見る時に、「五徳」で判断することもできますが五徳について少しまとめてみます。
・福分=精神の安定度。生きる上での安定性、自分自信の安定・満足(木性)
・禄分=有形(財・物質)・無形(人気・愛情等)問わずに引き寄せ手に入れること(土性)
・寿分=健康や寿命(火性)
・官分=名誉・名声、社会的地位などを得る(金性)
・印分=物事を学び習得する能力、知恵。(水性)
五徳はすべて同じ量は揃うことはなく、それがこの世の人の条理です。
ご自分の命式から、宿命で与えらた五徳の分量は決まっており、また後天運(大運)で補充される五徳も明らかです。
大運で回る星と、年柱、月柱、日柱の星をそれぞれ木・火・土・金・水に置き換えて、自分にはどの五徳が与えられているのか五徳分類するとそれぞれの大運ごと(年代)にどの五徳が多いのか、また少ないのかが明確になり、その大運で得られるもののイメージを捉えることができると思います。
例えば、人によっては官分の分量が若年期に多い方と晩年期で多い方とでは、仕事上の地位を得るタイミングも当然違いがあると思います。
五徳の分量、得るタイミングは人それぞれであることからも、人と比べて一喜一憂する必要がなく、自分に与えられる五徳を活かしていけばよいのだということを算命学が教えてくれていると私は受け取っています。