算命学教室のカリキュラムについて補足させていただきます。
（学ぶスピード）
月に一回、３～４時間の講義となります。時間が長いと感じられる方もいるかもしれませんが、途中休憩をはさんで進めて参りますし、何より一度学びはじめますと一つ一つの学びが大変興味深いため、時間がたつのはあっという間のはずです。
算命学には数多くの理論や占技がありますが、星の意味や理論を丁寧にじっくりとインプットいただきます。
算命学は一般的には知られていない秘技の内容もございますので、自己の受容という観点でも急がずご自身のペースで理解を進めていただきたいと考えております。
（入門科）
算命学のベースとなる陰陽・五行論の意味、またご自分の命式（星）の出し方、ご自分がどんな星（才能）をお持ちであるかを十大主星や十二大従星の意味を紐解きながら知っていただきます。また算命学の一大理論である天中殺についても入門科で学びます。天中殺とはどういう状態にあるのかや、天中殺中の具体的な現象や気を付けることなどについて、また10年ごとに星の動きが変化していく大運などを学んで頂き算命学の土台部分の理解を深めていただきます。
土台部分は一見すると難しく感じられる方もいらっしゃるかもしれません。私もそうでしたが勉強のひとつひとつが本当に奥深く算命学を通して自分の本質を改めて理解する1年となると思います。
（基礎科）
基礎科では多くの理論や占技に触れていきます。数理法の理論では、陰占命式の干支からご自分のパワーを数値化できます。ある意味においてはご自分の力量のようなものが明瞭になりますがそこからご自分が今生においてどう生きていけばいいのか戦略的視点を持つことができると思います。
また相性の判断の仕方、60ある干支のひとつひとつの意味や、陽占からみる天中殺の意味、またご自分の陰占から格法・局法の占技を読み解いていきます。
（専門科）
基礎科で60干支の意味を学びますが干支の特殊性んついて触れさらに宿命の意味あいを深めていきます。
また陽占の人体星図からご自分と他者との関係性を読み解いていきます。また入門科で学んだ天中殺や大運の応用部分についても学んでいきます。
（研究科）
守護神の基本型を学びます。守護神を学ぶことで運の安定方法を知ることができます。また守護神に対峙する忌み神についても理解します。
また八門法・天中殺・位相法など複数の理論を掛け合わせて人生行程を予測したり、大運における天中殺やそれに準ずる変剋律大運などの理論、初年期・中年期・晩年期に現れる十二大従星からより人生の推移を読み解いていきます。
また多くの方が気にされる「結婚」に関する占技も研究科で学んでいきます。
（師範科）
師範科まで学習が進みますとご自分の中での算命学の理解や知識の咀嚼が進み、算命学を他者に教えることが可能となります。
師範科では、三業干支など干支の特殊性や、様々な職業を命式を使用せず環境や原則論から想定し読み説いていく陰道占技、陽占を活用して才能面など様々な占技を学ぶ陽道占技などを理解していきます。
5年間の学習を終えますと修了の免状を発行いたします。この５年間の期間で多くの算命学の知識が吸収され統合されますが、師範科以降はプロとして更なる知識の向上を目指す方などに向けて臨位過程プログラムを開講する予定です。
(鳳悦花の教室の特徴）
私も師匠である柳本先生の少人数制の寺子屋で学んできましたので少人数制で和やかで丁寧な講義を心がけていきたいと考えております。柳本先生は算命学の高尾義政宗家の直弟子である野島先生主宰の伝習院ご出身でありましたので高尾義政宗家直系の流れを受け継いだプログラムをお伝えさせていただきます。
また私は長くキャリア支援を本業をとして仕事をしておりますので、特にキャリアに関する分野に強みを発揮できると考えております。柳本先生から受け継いだ内容に加え、自身が算命学を学ぶ過程で参考にした書籍・情報なども教室で共有予定です。
算命学の勉強はある意味長い道のりであり、ご自分の人生と共に伴走しながら学んでいくことで、ご自分の人生の役割に気づけたり、人の人生というものを深く理解していけるものであると感じております。
私自身は算命学と出逢えたことが本当に人生の悦びであると感じています。算命学にご興味を持たれた方は、ぜひ算命学の扉を開いていただきたいと考えております。